透明な案内人の指示
いつの間にかバーチャルの世界
カスタムされた僕の全身
受肉までされた空のアバター
テキストの中に込める思い
いいねの数なんて後回し
流行りのタグにとりあえず乗る
君に見付けて欲しかったんだ
体温のないそのぬくもりを
心だけで感じ取って行く
ここにいないけどもっと近く
互いを思いやりつづけたい
野良猫の僕は思う
どこに行けば寝床があるの
野良猫の僕は思う
配信だけの曜日感覚
生きてるだけで種の保存なの
子孫なんて残さなくてもいい
義務感なんてもう捨てちゃえば
そこにいるだけで嬉しいから
UNDOが出来ずにもどかしい？
一緒にもがくよ 君のそばで
ボッチなbotの僕でもいい？
ただうなずいてくれてればいい
野良猫の僕は思う
広告なんて脅迫状
野良猫の僕は思う
選んで君のインビテーション
自由な心で踊って
そのまま気持ちに身を委ねて
野良猫の僕は思う
なりたい姿になれてるの？
野良猫の僕は思う
そんなの分からなくっていい
野良猫の僕は思う
不器用だけど歌いたいの
野良猫の僕は思う
前世なんて関係ないよ