
🎵 楽曲情報
「カルミナ」は、2025年3月に始動した歌い手グループ・Element Sicks(エレメントシックス/EL6)の楽曲である。ツバサ、832、春希、JIL、ねいろ、ていくの6人組で構成され、昨今の歌い手グループに付き纏うレッテルを根底から覆す「最先端歌い手グループ」を掲げて活動している。グループ名には原子番号6番の炭素がダイヤモンドを形成することから、「ダイヤモンドのように強固な絆と輝きを放つチーム」というコンセプトが込められている。
この楽曲は、スペイン語のフレーズが随所に織り込まれた異国情緒あふれる世界観が特徴で、メンバー6人の個性豊かなボーカルが悲劇的なラブストーリーを立体的に描き出している。2026年8月5日にリリース予定のメジャー1stアルバム『GOSPEL』に収録される可能性が高い。
🎌 歌詞
Sí 燃えるサファイア
奪われて時が止まった
乾いた喉を潤す 薄くなったピニャコラーダ
もう何も他にはいらない
沈まない太陽のように
まどろんで今夜 Mascarada
踊ろうカリーニョ 異国の人
戻れないよ なにもかも
君を知ってから
熱く焦がした緋は Desespera
消えてくの Mi ser entero
想いを隠せないまま
幻になるのなら
ただあなたの思い出だけを
まだ忘れられないきっと
夢のままでいるなんて アモーリ・オディオ
二度と会えないならもう
朽ちてこの身体ごと
帳の落ちた舞台で響くあの日の哀歌(エレジア)
(Ya no te quiero)
美しいまま壊そう
狂おしいほど corazón
(Ya no te quiero)
叶うならもう一度だけ
さよなら カルミナ
見つめる ただじっと
ふたりのfantasyを
震える魂の形残し去った人(¡Duele!)
遥かヴァレンシア
照らした出口はまだ果てしなく遠く
まだだよって堕天使が笑う
これ以上何を失う?
あなたは誰なのか
私は誰なのか
明かさず
魔が差す
踊り明かす
一瞬のボルカーノ
果たされないのならば
過ちだったならば
その声が
その瞳が
焼き付いて
離れないのはどうして
ただあなたの思い出だけを
まだ忘れられないきっと
夢のままでいるなんて アモーリ・オディオ
二度と会えないならもう
朽ちてこの身体ごと
帳の落ちた舞台で響くあの日の哀歌(エレジア)
(Ya no te quiero)
美しいまま壊そう
狂おしいほど corazón
(Ya no te quiero)
せめて最後に言わせて
さよなら カルミナ
あなたがここにいるまま消えていく
悪戯に絡み合った悲劇さえも
歌はこの想いを運ぶ風になって
いつかあなたの元へと届くのだろう
Epílogo
Adiós,Carmina…
💡 歌詞意味
この曲は、異国の地で出会い、そして失った恋をテーマにした悲劇的な物語である。スペイン語と日本語が交錯する歌詞は、言葉の壁を越えた愛の儚さを象徴している。
冒頭の「燃えるサファイア/奪われて時が止まった」は、出会いの瞬間の衝撃を表現している。サファイアは知性と忠誠の象徴だが「燃える」という修飾が、抑えきれない情熱を暗示している。「乾いた喉を潤す/薄くなったピニャコラーダ」は、熱帯のカクテルが薄まる描写を通じて、恋の初期の甘美さが時間と共に失われていく過程を表している。
「まどろんで今夜 Mascarada/踊ろうカリーニョ 異国の人」は、仮面舞踏会(Mascarada)と愛情(Cariño)という対照的な言葉が並び、仮面を被ったままの恋愛、つまり本当の自分を見せ合えない関係の儚さを描いている。「戻れないよ なにもかも/君を知ってから」は、出会いが人生を不可逆なものに変えてしまったことを示している。
「熱く焦がした緋は Desespera/消えてくの Mi ser entero」は、絶望(Desespera)と「私の全存在」(Mi ser entero)というスペイン語が、恋の炎が全身全霊を燃やし尽くしていく様子を強調している。「想いを隠せないまま/幻になるのなら」は、抑えきれない感情が、しかし結局は幻のように消えていく運命を嘆いている。
サビの「ただあなたの思い出だけを/まだ忘れられないきっと」は、相手はもういないのに、記憶だけが離れないという苦しみを表現している。「アモーリ・オディオ」はイタリア語で「愛と憎しみ」という意味で、愛と憎しみが同居する矛盾した心理を一言で表している。「二度と会えないならもう/朽ちてこの身体ごと」は、再会が叶わないなら、身体ごと朽ち果ててもいいという、悲劇的なまでの愛の深さを示している。
「帳の落ちた舞台で響くあの日の哀歌(エレジア)」は、舞台が終わり、幕が下りた後の空虚感を表現している。エレジア(哀歌)は死者を悼む詩の形式であり、ここでは終わった恋を死者のように悼んでいる。
「(Ya no te quiero)/美しいまま壊そう」は「もう君を愛さない」というスペイン語のフレーズが、美しいままのものを壊したいという破滅的な願望と結びついている。これは、愛が崩壊していく過程を美しいうちに終わらせたいという、自己欺瞞とも言える心理を表している。
「見つめる ただじっと/ふたりのfantasyを」は、現実ではなく幻想の中で二人が生きていることを示唆している。「震える魂の形残し去った人(¡Duele!)」の「¡Duele!(痛い!)」という叫びは、魂が震えるほどの喪失感を直接的に表現している。
「遥かヴァレンシア/照らした出口はまだ果てしなく遠く」は、スペインの港町バレンシアを舞台に、出口の見えない迷路のような心理状態を描いている。「堕天使が笑う」は、自らの堕落を嘲笑うような、自己認識の痛みを表している。
「あなたは誰なのか/私は誰なのか」という問いは、恋の終わりに伴う自己同一性の危機を表している。「明かさず/魔が差す/踊り明かす」は、真実を明かさないまま、誘惑(魔が差す)に身を任じて一夜を踊り明かす——そんな刹那的な逃避を描いている。
「一瞬のボルカーノ」は、火山のように激しく噴き上がる感情が、しかし一瞬で冷えていくことを表している。「果たされないのならば/過ちだったならば」は、この恋が叶わないもの、あるいは間違いだったのだと認めざるを得ない状況を示している。
「その声が/その瞳が/焼き付いて/離れないのはどうして」は、視覚と聴覚の記憶が身体に刻み込まれ、理性では消せない感情の痕跡を表現している。
終盤の「あなたがここにいるまま消えていく」は、相手の幻影がまだそこにあるのに、現実としては消えていくという、錯覚と喪失の交錯を描いている。「悪戯に絡み合った悲劇さえも」は、運命の悪戯のような出来事だったことを認めながらも、それを美しいものとして昇華しようとする姿勢を示している。
「歌はこの想いを運ぶ風になって/いつかあなたの元へと届くのだろう」は、歌を通じて想いを風に託し、遠く離れた相手に届けたいという願望を表している。これは楽曲自体が、失われた愛への手紙のような役割を果たしていることを示唆している。
最後の「Epílogo/Adiós, Carmina…」は、物語の終わり(Epílogo)と「さようなら、カルミナ」(Adiós, Carmina)というスペイン語の別れの言葉で、全曲を締めくくっている。「カルミナ」はラテン語で「歌」を意味し、ここでは「愛の歌」そのものが終わりを告げている。
全体として、この曲は異国の地での出会いと別れ、言葉の壁を越えた愛の儚さと、失われた恋を歌に託す悲しみを描いた作品である。スペイン語、イタリア語、ラテン語が織り交ぜられた歌詞は、国境を越えた普遍的な愛の形を表現しており、Element Sicksの6人のボーカルが紡ぎ出す悲劇的な物語は、聴く者の心に深い余韻を残す。
🔤 ローマ字
Sí moeru safaia
ubawa re te toki ga tomatta
kawai ta nodo wo uruosu usuku natta pinya kora-da
mou nani mo hoka ni haira nai
sizuma nai taiyou no you ni
madoron de konnya Mascarada
odorou kari-nyo ikoku no hito
modore nai yo nani mo ka mo
kimi wo sitte kara
atuku kogasi ta hi ha Desespera
kie teku no Mi ser entero
omoi wo kakuse nai mama
maborosi ni naru no nara
tada anata no omoide dake wo
mada wasure rare nai kitto
yume no mama de iru nante アモーリ・ odio
ni do to ae nai nara mou
kuti te kono karada goto
tobari no oti ta butai de hibiku ano hi no aika( erejia)
(Ya no te quiero)
utukusii mama kowasou
kuruosii hodo corazón
(Ya no te quiero)
kanau nara mou iti do dake
sayonara karumina
mitumeru tada zitto
hutari nofantasy wo
hurueru tamasii no katati nokosi satta hito(¡Duele!)
haruka barensia
terasi ta deguti ha mada hatesi naku tooku
mada da yo tte daten si ga warau
kore izyou nan wo usinau?
anata ha dare na no ka
watasi ha dare na no ka
akasa zu
ma ga sasu
odoriakasu
issyunn noボルカーノ
hatasa re nai no nara ba
ayamati datta nara ba
sono koe ga
sono hitomi ga
yakitui te
hanare nai no ha dou si te
tada anata no omoide dake wo
mada wasure rare nai kitto
yume no mama de iru nante アモーリ・ odio
ni do to ae nai nara mou
kuti te kono karada goto
tobari no oti ta butai de hibiku ano hi no aika( erejia)
(Ya no te quiero)
utukusii mama kowasou
kuruosii hodo corazón
(Ya no te quiero)
semete saigo ni iwa se te
sayonara karumina
anata ga koko ni iru mama kie te iku
itazura ni karamiatta higeki sae mo
uta ha kono omoi wo hakobu huu ni natte
itu ka anata no moto he to todoku no darou
Epílogo
Adiós,Carmina…
🇺🇸 English
Burning Sapphire
Deprived of time
A thin papaya collar that moisturizes dry throat
I can't afford anything else
Like a sunken sun
Mascarada tonight tonight
Cayenne alien dance
I can't return
Because I know you
Hot scorpion scarlet desespera
Mi ser entero
Hide one's thoughts
If it becomes an illusion
But only your memories
Not yet forgotten
Amari odio is a dream
If you can't meet again
Every body
An elegy on the day that echoes on the stage of a Book
(Ya no te quiero)
Break beautiful
Crazy enough
(Ya no te quiero)
If only come true
Carmina de
Gaze at
For two occasions
A person who has left the shape of a trembling soul. )
Far Valencia
The lighted exit is still far away
The Fallen Angel laughs
No more losing anything?
Who are you?
Who am I?
Without notice
Have a devil
Dance
Volkerno in a moment
If not fulfilled
If it was an error
Its voice
Its eyes
Burned
Why not?
But only your memories
Not yet forgotten
Amari odio is a dream
If you can't meet again
Every body
An elegy on the day that echoes on the stage of a Book
(Ya no te quiero)
Break beautiful
Crazy enough
(Ya no te quiero)
At least let me say
Carmina de
Disappear as you are here
Even the tragedy intertwined with misery
The song becomes the wind carrying this desire
Someday I'll reach you
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Indies, Carmina