馬鹿見て泣いた意味を
今も夜風に冷やして
返してあげたくなるよ

そんな秤じゃ測れないし
見え隠れした痛み泡の中に
青いまま残ってく

昨日のことのように
今に思い出すよ
人からすりゃ後ろ向き
でも自分なりに前向き

何秒先が分からないほど
思い通りには進まないほど
こんなにこんなにも
愛おしくなるよ

何気ない日々の儚さと今
当たり前なんてないさ
それこそが当たり前だ

これだけでもう良いって
変わり続ける未来の中
何度もまた何度も叫ぶよ
いずれ分かるはずさ

隠せない派手な言葉でも
強がりきれないような
ボロボロによろけた夜は

未だ過去は美化されない
手に取るには取れないくらい
追いかけても追いつけなくても
ほんの少しだけを信じたいんだ

何秒先が分からないほど
思い通りには進まないほど
こんなにこんなにも
愛おしくなるよ

ただ近づきすぎて
見えなくなっただけのことさ
性懲りも無くまた手を伸ばす
鬱陶しいほどの向こうへ

身体中に巡る
酸いも甘いも溶かすような
想いが溢れ出す

何気ない日々の儚さと今
当たり前なんてないさ
それこそが当たり前だ

これだけでもう良いって
変わり続ける未来の中
何度もまた何度も叫ぶよ
いずれ分かるはずさ

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